染五郎、G由伸監督で痛感「年取った」

 歌舞伎俳優の市川染五郎(42)が25日、東京・新宿の「於岩稲荷 陽運寺」で、歌舞伎公演「東海道四谷怪談」(12月3~26日、東京・国立劇場)の安全祈願を行った。

 6度目の出演となる染五郎は、初のお岩役など4役に挑戦する。「-四谷怪談」は夏に上演されるのが通例だが「『忠臣蔵』がベースになっているので、(討ち入りが行われた)12月に行われるのはアリだと思う」と解説。見どころである「仕掛け」についても「今の技術を使えばもっとすごいことができる」とこれまでとはひと味違う「-四谷怪談」へ意欲を見せた。

 また、巨人ファンで知られる染五郎は、高橋由伸新監督(40)誕生に、「ショックだったのは、ついに自分より年下の人が監督になるんだなと。自分も年を取ったことを痛感したのが、残念なことでした」と笑わせた。

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