フレンチ・キス マイクを置いてお別れ
AKB48の派生ユニット、フレンチ・キスが5日、さいたまスーパーアリーナで解散ライブを行った。
アンコールを歌い終えた3人は、山口百恵さん(56)をほうふつとさせる、ステージにマイクを置いて去るパフォーマンスで幕を下ろした。自分たちで考えたという。
2010年9月、シングル「ずっと前から」でデビュー。集大成として、全シングルを含む18曲を歌い上げた。セットは会場全体を使い、どの席でも“当たり席”と思えるようなステージで1万人を熱狂させた。
ユニットを組む夢をかなえた柏木由紀(24)は「5年間、ライブもやって、後悔はないかなと思います」と充実した表情。高城亜樹(24)、今年8月にAKBを卒業した倉持明日香(26)にとっては涙の“千秋楽”となり、高城は「フレンチ・キスがあったことは一生忘れません」、倉持は「語り尽くせないぐらいの時間を過ごせた」と、有終の美に涙を拭っていた。