大地真央 初おばあちゃん役、来年還暦
女優・大地真央(59)が、来年4月4日からスタートするNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜、前8・00)で、NHK朝ドラに初出演することになり6日、都内で行われた追加出演者発表会で、ヒロイン役の女優・高畑充希(23)らと会見した。役柄も自身初の祖母役。来年2月に還暦を迎える大地だが、巡ってきた初の“おばあちゃん”役に意気込みをみせた。
ついに、ついに、この役が来てしまった。元宝塚歌劇団の男役トップスターで、現在も舞台を中心に第一線で活躍している大地。来年還暦を迎えるタイミングでの朝ドラ初出演も意外だが、その役も初となる“おばあちゃん”。
高畑演じるヒロイン・小橋常子の母方の祖母・青柳滝子役。深川で江戸時代から続く老舗の材木問屋「青柳商店」の女将で、常子の母・君子(木村多江)とはケンカ別れするが、常子、鞠子(相楽樹)、美子(杉咲花)の三姉妹の孫には愛情を持って接する設定だ。
大地は「宝塚時代に余興でおじいさんの役はやったけど…。おばあちゃんは初めて」と笑顔を見せると、「来年は60歳。これも何かの縁。やることは徹底してやりたい。3人の孫にも厳しく厳格に育てる中で、優しさが表現できれば」と意気込んだ。
先日、カツラ合わせを行った際にも「おばあちゃんをどういうふうにやろうか考えている」と役作りにも励んでいるという。
この日は計15人の新出演者が発表され、8月にAKB48を卒業したばかりの女優・川栄李奈(20)も朝ドラ初出演となる。
家族ら共演者が決まり高畑は「(撮影終了の)来年8月まで、キラキラできるように頑張りたい」と誓った。