キョンキョン小説「書けるものなら」
女優の小泉今日子(49)が8日、横浜市内で著書「小泉今日子書評集」(中央公論新社刊)の発売記念トークショーを行った。
2005~14年に書いた97冊分の書評が収録されており、小泉は「読み返すと、人間として女性として悩んでたこと考えてたことが分かってちょっと恥ずかしい。心の中が露呈されてるようで」と照れ笑い。
読書家となったきっかけを「忙しくて人に話しかけられたくない時に小道具として本を持っていたんです。そのうち読むこと自体が好きになりました」と打ち明けた。
本を読む時には映像化された際のキャスティングを考えるといい、「職業柄、そういう楽しみを見つけちゃってます。自分がプロデューサーならこの人を配役するだろうなとか。自分が若かったらこの役をやりたいなというのは多い」と、妄想を交えるキョンキョン流読書術を披露。過去にはエッセーも出版しているが、小説についても「書けるものなら書いてみたい」と色気を見せていた。