４日に日本デビューシングルを発売した韓国の人気グループ「ＥＸＯ」が８日、東京ドームでワールドツアー「ＥＸＯ　ＰＬＡＮＥＴ　♯２－Ｔｈｅ　ＥＸＯ｀ｌｕｔｉｏｎ」の東京公演を行った。ＥＸＯの単独東京ドーム公演は初で、海外男性アーティストとしてはデビューからの東京ドーム到達最速記録を達成。感無量のＥＸＯは「僕たちは本当に大きなプレゼントをいただいているような気がします」とファンに感謝した。

　２０１２年４月に韓国でデビューしてから３年７カ月での東京ドーム到達は、ボン・ジョヴィの４年１１カ月を抜く最速記録だ。

　この日は６日からの同会場３ＤＡＹＳ最終日。５万人がペンライトで作る宇宙にチャンヨル（２２）は「東京ドームをいっぱいにできるなんて思っていませんでした。とても感動しています」と感無量。「僕たちを愛してくださった日本にいる全ての皆さんに心から感謝します。さらにもっとすごい姿をお見せできるＥＸＯになりたい」と語った。

　ライブでは日本デビュー曲「Ｌｏｖｅ　Ｍｅ　Ｒｉｇｈｔ～ｒｏｍａｎｔｉｃ　ｕｎｉｖｅｒｓｅ～」など２７曲を披露。「Ｂａｂｙ　Ｄｏｎ’ｔ　Ｃｒｙ」ではサブステージに作った小さなプールで水を蹴散らし、ずぶぬれで歌うなど、洗練されたダンスとパフォーマンスで魅了した。

　ファンにとっても待望の公演で、会場には泣いている人の姿も。メンバーも涙をこらえていたが、カイ（２１）がこらえきれず涙をぬぐう場面もあった。

　アンコールでは「東京ドームは夢でした。本当に幸せ」「愛されてると感じました」「愛しています」などと口々にファンに感謝。「早くまた東京ドームに戻ってきて皆さんと一緒にライブをしたい」と誓っていた。

　日本公演は１５日の京セラドーム大阪までで、３０万人を動員予定。