「あさが来た」24・8%、波瑠に朗報
NHK連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインを務める女優・波瑠(24)が11日、大阪市内で行われた追加出演者発表に出席した。10日放送分の視聴率が自己最高24・8%を記録し、収録現場では「大入り袋」が配られた。波瑠は「調子に乗らず、あす突き落とされる気持ちで頑張ります」と気合。一方、ヒロインの名セリフが「流行語大賞」候補入りを逃したことには「もうびっくりポン!です」と口をとがらせ、笑いを誘った。
今週に入り、朝が来るたびに届く高数字の朗報。会見で視聴率好調について聞かれた波瑠は「反響を頂き、ありがたいです。正直、“びっくりポン!”ですね」と、ヒロイン・あさが驚いた時に使う名セリフを用いて喜んだ。
9日放送分が24・5%、10日放送分が24・8%を記録し、2日続けて自己最高を更新。早くもヒット作の14年「マッサン」の最高25・0%に迫る勢いだ。
撮影現場では自己最高を更新するたびに、制作部でお金を集め、出演者やスタッフに“大入り袋”が配られ、盛り上がっている。ここ2日は連続して“大入り袋”が出ており、金額は「気持ち程度の硬貨」(佐野元彦プロデューサー)だそうだが、波瑠は「私たちは、よりおもしろいドラマをと考えてますが、それに数字がついてくれば。あぐらをかかず、がんばります」と表情を引き締めた。
一方で“びっくりポン!”は、13年「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」に続く流行語大賞獲りも期待されたが、10日発表の候補50語入りを逃した。これを聞かれた波瑠は「えっ、ノミネートされなかったんですか!?びっくりポン!です」と返し、笑わせた。
新たな出演者として、既に発表済みのジャニーズWEST・桐山照史(26)に加え、俳優・瀬戸康史(27)、女優・小芝風花(18)、吉本新喜劇・辻本茂雄(51)も会見に出席した。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)