北島三郎 たけしと紅白歌合戦語る
50回目の出場となった2013年をもってNHK紅白歌合戦を卒業した歌手・北島三郎(79)が年末、紅白特集番組に出演することが17日、分かった。
12月26日放送のNHK・BSプレミアム「たけしのこれがホントのニッポン芸能史(4)紅白歌合戦」(後7・30)で、ビートたけし(68)と共に過去の出演映像を見ながら、紅白の思い出や魅力などを語り尽くす。今年の紅白関連番組の出演はこの番組のみ。本番への出演もないという。
華々しく紅白を卒業した北島が、たけしを前に紅白の魅力などをたっぷり語る。
「ニッポン芸能史」は、たけしが独自の切り口で貴重なアーカイブ映像を紹介しながら、これまでにない「日本の芸能史」に挑む番組。これまで「漫才」「落語」「コント・喜劇」をテーマに放送され、今回は年末に合わせて「紅白歌合戦」がテーマとなった。
そこでゲストに選ばれたのが“ミスター紅白”北島だ。番組では、過去の出演時や名場面のアーカイブ映像と共に思い出や舞台裏などの秘話を明かし、たけしとユニークなトークを繰り広げる。
番組では他にも、出場歌手以外のバラエティー企画が時代を物語るとして、「紅白をひとつの笑いのジャンルと思って研究する」という、たけしならではの切り口で紅白芸能史を分析する。
紅白を卒業した北島の、今年の紅白関連番組出演はこれ1本のみ。「自分は一度、紅白から線を引いた人間。出ることは自分の生き方に反する」との考えは変わっておらず、昨年同様、紅白本番へのゲストなどでの出演はないという。