長男が言及「藤村俊二は引退とは…」
先週、一部で引退が報じられた俳優・藤村俊二(81)の所属事務所が16日、引退騒動について初めてコメントを発表した。
8日発売の「女性自身」で夫人が取材に対し「芸能界引退?そういうことになりますね」と話した。所属事務所代表で長男の亜実氏はこの日、「父本人は、そのような言葉を口にしておりません」と、藤村自身から引退の二文字は出ていないことを明かした。
ただ、体調がすぐれないのは確かだ。この日、藤村が2011年10月1日~15年10月10日放送分の203回でナレーターを務めた日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」の降板が決定。体調不良を理由に休んでいたが、自ら降板を申し出た。
亜実氏によると、藤村は10月末に「体がうまく動かない」と体調不良を訴えてから入退院を繰り返し、現在も入院中。具体的な病名は「医師に確認中」という。後任は俳優・小日向文世(61)で、来年1月9日放送分から登場する。
数々の大病を乗り越えた藤村だが、今回の降板で仕事はなくなった。亜実氏は「ゆっくり考え、またいつか皆さまとお目に掛かることができれば」という藤村の言葉を伝え「意志を尊重していきたい」とした。進退は回復具合とその時の状況や考えによりそうだが、元気になった“おヒョイさん”が待たれる。