東山紀之 吉田鋼太郎を挑発、同じ信長役
少年隊の東山紀之(49)が22日、戦国武将・織田信長を演じたテレビ東京系主演新春時代劇「信長燃ゆ」(1月2日、後9・00)の都内で行われた制作発表に出席した。俳優・堺雅人(42)が主演する16年のNHK大河ドラマ「真田丸」(1月10日スタート。日曜、後8・00)では俳優・吉田鋼太郎(56)が同じ信長役。ひと足早く年始にお目見えする東山信長は「オレを超えてみろ」と“挑発”し、出来ばえに自信を見せた。
自信満々の一言で“信長演技合戦”の火ぶたが切って落とされた。
先陣を切るのはジャニーズ所属として初めてテレ東の新春時代劇に主演する“東山信長”だ。20歳から待ち望んでいた大役を「成熟した政治家のイメージを持って演じた」と熱演。共演者で俳優・寺尾聰(68)から「秀逸な信長がいた」と言わしめるほどで、本能寺の変までの約1年半という晩年を演じた。
3時間特番で信長を見せる東山は「鋼太郎さんに『オレを超えてみろ』とメールを入れたい。負けていないところ?ルックス含めて全部」。ニヤリと笑いながら宣戦布告した。吉田は1月10日放送初回で姿を見せるが、本格的な登場は同31日放送の第4回となる。
信頼を寄せる先輩だからこそできる“挑発”だった。2人は13年放送のNHK総合「七つの会議」や今年7月期放送のテレビ朝日系「刑事7人」で共演。東山は吉田に憧れて舞台をたびたび観劇しており、ドラマで共演した際には現場でお互い、いじり合えるほどの関係を作り上げた。
この日は信長に仕えた森蘭丸役のHey!Say!JUMP・中島裕翔(22)、森坊丸役のジャニーズWEST・神山智洋(22)の“蘭坊コンビ”を従えた。神山から「兄貴を超えてお父さん」と呼ばれた東山は、「裕翔のお父さんは47歳という。ふーんと思いました」と苦笑い。年齢差に世代間ギャップは隠せないものの、頼もしい後輩とともに“大河”と勝負する。