故・海原小浜さん 息子が思い出を語る
24日に93歳で死去した漫才師・海原小浜さんの息子で、かつて池乃めだか(72)と漫才コンビ「海原かける・めぐる」を組んでいた梅本一夫さんが29日、大阪市内で経営する和食店で取材に応じた。
小浜さんは叔母のお浜さんとコンビ「海原お浜・小浜」を組んでいたが、姉妹漫才という設定で活躍した。梅本さんは「マスコミに説明するのが面倒だったためでは」と振り返った。
梅本さんの娘である「海原やすよ ともこ」が漫才の道に進む際は、友人の中田ボタンに入門させた。しかし、芸名はボタンの「小浜さんの孫娘だから」という配慮で「中田」ではなく「海原」を名乗ることになったという。
また、池乃は追悼コメントを発表。28日にマネジャーから訃報を聞いたといい「普段は優しい師匠でしたが、マナーや芸風については厳しかった。僕が今あるのは師匠のおかげ。年明けにお悔やみに伺おうと思います」と悲しみを隠せなかった。