大場久美子 葬儀翌日に気丈ステージ
大みそかに実父・宣夫さん(享年84)が死去した歌手・大場久美子(56)が9日、都内で、チャリティーライブを開催した。
8日の葬儀で父を天国へと見送ったばかり。ステージでは悲しみを見せることなく明るくふるまっていたが、ライブの終盤に同級生の親友でタレント・林寛子(56)が登場した瞬間、こみ上げる涙をこらえきれなくなった。
自身を芸能界へと導きずっと応援してくれた父。亡くなる直前は、ライブを見ることを生きる目標にしていた。そんな父のために一緒に歩んだ芸能活動を振り返ろうと、77年のデビュー曲「あこがれ」から始まるA面とB面曲メドレーを用意していた。
「父がいなくて歌うのはつらいと思ったけど、みなさんが支えてくれて歌うことができました」。大場は感無量の表情で観客に感謝の言葉を送った。