栞菜智世 ホリプロGPが歌手デビュー

 14年のホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得した栞菜智世(かんな・ちせ)=(22)が、3月16日発売のシングル「Hear~信じあえた証」で歌手デビューすることが14日、わかった。同曲は3月19日公開の映画「僕だけがいない街」の主題歌にも決定。待ちに待った歌手としての第一歩で、その歌声を全国に知らしめる。

 ホリプロの“秘密兵器”が、満を持してそのベールを脱ぐ。1年間の熟成期間を経てデビューに到達した栞菜は「本当に多くの方に支えていただいて、スタート地点に立つことができました。感謝の気持ちでいっぱいです」と心境を吐露した。

 14年11月、3万8628人の頂点に立った。だがその直後から、あえて仕事を大幅にセーブ。ボイストレーニング等、歌手としてのスキルアップに専念してきた。昨年10月からは、都内の公園で毎週、路上ライブで“武者修行”も実施。最初は足を止める人も少なく苦戦したが、徐々に人気が広がっていった。

 金の卵の育成にふさわしく、バックアップ体制も豪華だ。サウンドプロデュースは中島美嘉、Superflyらを手掛ける音楽クリエーターチーム・アゲハスプリングスが担当。ビジュアルプロデュースはPerfume、AKB48らのMVを担当した関和亮氏が務める。

 また、ホリプロの先輩でもある俳優・藤原竜也(33)が主演する映画「僕だけがいない街」の主題歌への抜てきも決定。栞菜は「とてもうれしいです。自分のデビュー曲が主題歌と言うことで、驚きと喜びもあります」と感想を口にした。

 ボイストレーナーによると、地声のまま2オクターブを自在に操ることができるといい、歌手としての素質は確かだ。「多くの方々に影響を与えられるようなアーティストになり、いつか日本武道館でのコンサート、紅白歌合戦、レコード大賞などの舞台にも立ちたいです」と意気込んだ栞菜。大きな夢への第一歩を、ついに踏み出す。

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