俳優の竹野内豊（４５）主演、タレントのバカリズム（４０）脚本で２０１４年１０月期に放送されたフジテレビ系連続ドラマ「素敵な選ＴＡＸＩ」が２時間枠の単発で復活することが２６日、分かった。「－スペシャル」（仮題）として今春放送。竹野内は「まさに僕自身が選ＴＡＸＩに乗って戻ってきたような感じですね！」と喜んだ。

　本作は竹野内演じるタクシー運転手・枝分（えだわかれ）が、乗客を人生の分岐点へと連れ戻すヒューマンファンタジー。連ドラは町中で客を乗せての１話完結だったが、今回の舞台は温泉街だ。

　複数の乗客によるオムニバス形式ながら、最終的には各ストーリーが絡み合っていく。レギュラーの升毅（６０）、南沢奈央（２５）、清野菜名（２１）、バカリズムも引き続き登場。乗客となるゲストは今後発表される。

　竹野内は「（スタッフの）皆さんから『枝さん、お帰りなさい！』って言われて、本当に懐かしかった」としみじみ。「今回もバカリズムさん独特の言いまわしが結構難しくて、セリフ覚えるのが実は大変なんですけど、本当にとにかく楽しい作品になれば」と気合を込めた。

　脚本のバカリズムは「またやれるような終わり方をしておいたので、とてもうれしかった。スペシャルということで、スペシャル感丸出しの内容にしました」とアピールした。