KinKi剛 30回目の単独ツアー

 KinKi Kids・堂本剛(36)の東京・Zeppブルーシアター六本木でのソロライブが18日、開幕した。2002年からスタートした“単独ツアー”は今回で30回を数え、この日が通算346回目の公演。ステージに私物のローチェアや鹿の角を持ち込んだ“剛の部屋”で約900人を酔わせた。ファンク中心のパフォーマンスを披露した剛は「クソじじいになってもやろうと思うジャンル」と胸を張った。

 ライブ終盤に飛び出した“剛の部屋”発言に、約900人が目の色を変えた。

 堂本は「家から私物を持ってきました。イス(ローチェア)や鹿の角もそう。あれは僕が作った曼荼羅(アート)」と突然の告白。ファンは驚いたが、「キャ~とか、いらないですよ」と余裕の笑みで返して見せた。関係者によると普段、楽屋に持ち込むことはあるが、ステージに飾るのは珍しいという。

 堂本の日常を垣間見る貴重な空間で進められたこの日は、TBS系「王様のブランチ」内のコーナーで流れる楽曲「偉 魂」(エラソウル)など4作の新曲をライブ初披露。ジャニーズ事務所所属アーティストとしては初公演だった会場については「思った以上に近いね。もっともっと寄れ!最高に気持ちいいかい?」と呼びかけるなど、至近距離を喜びながら計15曲を熱唱した。

 2002年からスタートした“ソロツアー”は第30回を数えた。通算346回目の公演も完走した堂本は「こんなに幸せな音楽人生になるとは思わなかった」と感慨深げにコメント。今回は同一会場の全9日間13公演で約1万1700人を動員予定。そのうち4日間は12年ぶりとなる昼夜2公演となる。ベテランの域に近づいた堂本は「(準備が)早いな」と20日から始まる昼公演を前に苦笑いしていた。

 ファンク中心のライブでファンと一体となった。「ファンクというジャンルが好き。一番楽しい。僕がクソじじいになってもやろうと思うジャンル」。“生涯ファンク宣言”した堂本が、魂を届け続ける。

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