あの有名CM曲 ディーンで甘~く復活

「レディーボーデン」の歌を吹き込んだディーン・フジオカ
「レディーボーデン」の歌を吹き込んだディーン・フジオカ
「レディーボーデン」の歌を吹き込んだディーン・フジオカ
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 NHKの朝ドラ「あさが来た」の五代役でブレークした俳優ディーン・フジオカ(35)がアイスクリーム「Lady Borden(レディーボーデン)」のテーマソングを担当したことが28日、分かった。3月1日からスーパーなどの店頭で流れるほか、公式HPでメイキング映像が公開される。

 テーマ曲「レディ~ボ~デン」の優雅な歌声は、今から約40年前に、「ルパン三世」や映画「犬神家の一族」の音楽を手がけた作曲家・大野雄二氏が作曲。CMでは女性の甘くささやくような歌声が印象的だった。日本市場では、ハーゲンダッツ登場以前の高級アイスクリームの先駆けだった。

 近年ではCMは制作されていないが、今回、同曲を復活させるにあたり、「爽やかな笑顔、甘い歌声がふさわしい」ことと、主婦層への圧倒的人気を受け、選ばれた。

 レコーディング当日、白からグレーへのグラデーションのニットカーディガンを着たディーンは、楽譜をもとに歌のテンポやアクセントなどを細かく確認。「レディ~ボ~デン♪」の甘くとろけるような歌声と、ネイティブな英語の発音で居合わせたスタッフを驚かせた。

 スタッフのリクエストに応え、テンポや音程が違う数パターンの歌入れを軽やかにこなしたディーン。「空気のようでありながら存在感のある、アタックは強すぎず、でも芯が太いような声が出たらいいなと思ってチャレンジしました」と笑顔でこだわりを語っていた。

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