清水富美加 ゴールデン帯で初ヒロイン
女優の清水富美加(21)が、テレビ朝日系特別ドラマ「叡古(えーこ)教授の事件簿」(5月21日、後9・00)で、初めてゴールデン帯のヒロインを演じることが20日、分かった。
ドラマは直木賞候補にもなった作家・門井慶喜氏の「東京帝大叡古教授」が原作で、時代設定を明治から現代に変更。清水は主演の藤木直人(43)ふんする天才教授・宇野辺叡古の娘・さくら子役で、教授や刑事役のココリコ・田中直樹(44)と共に名門大学での連続殺人事件に挑む。
昨年のNHK連続テレビ小説「まれ」でヒロインの親友役を好演して脚光を浴び、現在は日本テレビ系ドラマ「世界一難しい恋」にレギュラー出演中。正統派からコメディーまで幅広く存在感を示してきた清水だが、サスペンスの経験は少なく、「遺体とか現場検証とか、撮影は新鮮でした。暗号を解読して真相に近づいていく模様がすごく面白い」と、目を輝かせた。
あらゆる事件に首を突っ込む変わり者の父と比べ、明るく社交的で等身大の役柄。癖がない分、苦戦した部分もあったと明かし、「このような役を演じることがあまりないので難しかったですが、共演者の方のおかげで楽しく臨めました」と振り返っていた。