Aロッドら登場曲でプリンスさん追悼
「パープル・レイン」など数々のヒット曲で知られ、世界の音楽シーンで一時代を築いた米人気歌手プリンスさんが21日、米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊の自宅で意識不明の状態で見つかり、間もなく死亡が確認された。57歳だった。米メディアが伝えた。昨年末にニューアルバムを発表したばかりの衰え知らずな“殿下”が迎えたナゾの急死。バラク・オバマ米大統領(54)が追悼声明を出すなど、世界が衝撃に包まれた。
米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のサイトによると、多くの大リーガーもプリンスさんを追悼。ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(40)やレッズのブランドン・フィリップス内野手(34)ら複数の選手は、21日の試合で打席登場曲をプリンスさんの曲に変更してプレーしたという。
プリンスさんはミネソタ州ミネアポリス出身・在住で、同地を本拠地とするツインズはヒット曲「パープル・レイン」にちなみ、スタジアムの電光掲示板などを紫色に光らせて哀悼の意を表した。