畑中葉子「後から前から」セルフカバー

 歌手の畑中葉子(57)がニューアルバム「GET BACK YOKO!!」(11日発売)で伝説のセクシー歌謡「後から前から」をセルフカバーし、本紙に意気込みを語った。

 畑中は1978年に作曲家・平尾昌晃氏(78)とのデュエット曲「カナダからの手紙」が大ヒットしたが、80年にロマンポルノ転身。「後から-」は、主演した同年の同名ロマンポルノの主題歌だ。

 畑中は「アルバムを作る条件に『後から-』をセルフカバーしてほしいというのがあったんです。私としてはそれ以上の物は作れないと思って、一度はお断りしました」と明かした。平成版の仕上がりは「よりダンサブル。私が20代のころのディスコサウンドを基にしたアレンジになっていて、自分でもビックリした」という。

 「後から-」のカルト人気もあり、最近は“エロい”が代名詞だ。アルバムでは昭和のセクシーソング「伊勢佐木町ブルース」「絹の靴下」もカバー。畑中は「最近はエロいと呼ばれるのが嫌じゃないです。いい言葉です。永遠、永久に絶対なくならない。エロさをもって私にしか歌えない曲を歌っていきます!」と力を込めた。

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