館山ダルク代表 更生の意志、少し弱い

 覚せい剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手・清原和博被告(48)の初公判が17日、東京地裁で行われた。検察側は懲役2年6月を求刑、即日結審した。

 清原被告が保護観察を希望したことについて、薬物依存症リハビリ施設「館山ダルク」代表の十枝晃太郎氏(45)は、デイリースポーツに「更生の意志はうかがえるが、ちょっと弱い」と話した。

 十枝氏によると、保護観察中は定期的に保護司との面接が設定され、観察所で月に1、2回、認知行動療法を使ったプログラムが行われるという。「ただ、ダルクではそれを毎日やっているので、ちょっと弱いかなと。毎日やった方が当然、効果も高い」とした。

 定期的に尿検査も行われ、陽性反応が出れば即、再逮捕になるという。十枝氏は「自己の戒めという意味では有効な手段で、薬物をやめるつもりだというのは伝わります」と感想を口にした。

 その上で「私も含め、ダルクには清原さんのファンが多い。100%味方になれますし、通うのが難しければ東京に専門家を送り込んで“出前セミナー”も実施できる」と構想を披露。「薬物で苦しんでいる人は多い。清原さんが更生することで、そういった人たちの支えになればと思う」と願った。

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