篠原信一、因縁のドゥイエ氏と初対談
柔道家でタレントの篠原信一(43)が、“世紀の誤審”に泣いた2000年シドニー五輪の柔道男子100キロ超級決勝の対戦相手だったダビド・ドゥイエ氏(現フランス国会議員)を訪ね、16年の歳月を経て、両者が初めて当該試合のVTRを見ながら対談を行ったことが24日、分かった。29日放送のフジテレビ系特番「岡村隆史のスポーツワイドショー」(午後4・05)の企画で実現し、ドゥイエ氏から注目の発言が飛び出した。
篠原によると、ドゥイエ氏とは自身が柔道日本代表監督時代にも何度か顔を合わせているが、2人で00年シドニーに関して話をするのは初めてだという。
番組企画「篠原信一×ドゥイエ 16年目のホントの話」で、篠原がフランスを訪問。五輪連覇で英雄となり、09年に政界進出したドゥイエ氏と議員会館の前で待ち合わせた。
再会したドゥイエ氏に、篠原が現在はタレント活動を行っていることを告げ、宇宙人に扮したコスプレ姿の写真を見せると、ドゥイエ氏は「これ本当にお前なのか?」と驚いた。
かつてライバルとしてしのぎを削った両者。2人の柔道談議では、ドゥイエ氏は「今はフランスも日本も、勝ちたいという気持ちが小さくなってるんじゃないのか」と語った。
その後、2人でシドニー五輪決勝のVTRを見ることになり、ドゥイエ氏も応じた。
判定を巡って大騒動が起こった1戦にも篠原は「自分が弱いから負けた」との考えは今も変わっていない。ただ「日本ではいまだに判定の話を聞かれる」と伝えると、VTRを見終わったドゥイエ氏からは、注目の発言が飛び出したという。
制作した関西テレビは「“なるほど”と思わせる内容になってます」と自信。同番組に出演したデーブ・スペクターは「これ、大ニュースですよ。ゴールデンでやってもおかしくないくらいの大スクープでしょ」と大興奮しているという。
◆「世紀の誤審VTR」 00年シドニー五輪の柔道男子100キロ超級決勝。1分30秒過ぎ、篠原はドゥイエ(フランス)が仕掛けた内股に対して内股すかしで返し、ドゥイエの体は背中から落ちたようにも映った。篠原は勝利を確信してガッツポーズ。目の前にいた副審は篠原の一本勝ちを宣告したが、主審ともう1人の副審はドゥイエの有効とした。そのままポイントで上回ったドゥイエが優勢勝ち。
試合後、日本側の抗議は認められなかった。日本では猛烈な批判が起こり、審判員に非難のメールが送りつけられる騒ぎにも発展。後に国際柔道連盟は両者ともに技が完全ではなく、ドゥイエの内股を有効とした点を誤審と判断した。
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