藤原竜也 米SF超大作吹き替え声優 

 俳優の藤原竜也(34)が、7月9日公開の映画「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」で、初めて実写の洋画で吹き替え声優を務めることが24日、わかった。同作は1996年に公開され、世界的大ヒットを記録した「インデペンデンス・デイ」の20年ぶりとなる続編。SF好きで知られる藤原にとっては、まさに“夢”の作品への抜てきとなった。

 藤原はオカルト系の雑誌「ムー」の愛読者で、無類のUMA(未確認生物)やUFO(未確認飛行物体)好き。世界的なSF超大作への抜てきに、「声優としてこのシリーズの世界に入れることを、とても光栄に思いました」と心境を語った。

 前作でエイリアンの侵略を撃退し、宇宙における独立を宣言してから20年、再び地球に侵略の手を伸ばしてきたエイリアンと人類の戦いを描いた超大作。前作について藤原は「エイリアン、巨大な宇宙船、エリア51など、僕にとって興味深いものが多く、ドキドキしながら観させてもらったことを覚えています」と懐かしんだ。

 藤原が担当するのは、俳優リアム・ヘムズワース(26)が演じる主人公のパイロット、ジェイク・モリソン。世界的に注目を集める新進気鋭の俳優と、日本を代表する若き演技派俳優のコラボレーションにも注目が集まる。

 藤原はこれまで、映画ではディズニー作品の「スチュアート・リトル」で主人公のネズミ役の吹き替えを担当しているが、実写映画で人物の吹き替えを担当するのは始めて。「誰もが知る超大作の続編ですので、声優として出演させていただくことにプレッシャーは感じています」としつつ、「自分の声で作品の名を汚してしまうことのないよう、しっかりと取り組ませてもらいたいと思います」と意気込みを口にした。

 同作の配給を担当する配給会社の20世紀フォックス映画は「絶望的窮地に陥っても決してあきらめることのないバイタリティあふれる主人公をイメージした時、日本の映画・演劇界を代表する演技派俳優であり、どんな難役にも果敢に挑む方として適任だった」と藤原の起用理由を説明した。

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