ファンキー加藤 涙のW不倫謝罪会見
お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣(40)の元妻・Aさんとダブル不倫し、妊娠させたことが発覚した元ファンキーモンキーベイビーズのボーカルでソロ歌手のファンキー加藤(37)が7日、都内で会見し、事実を認めて「軽率な行動だった」と頭を下げた。柴田にも直接謝罪したという。不倫は解消し、子供を認知することを明言。養育費などについて話し合いを行っているという。また、13年に結婚した元マネジャーの夫人とも離婚はせず、一からやり直す思いを明かした。
ファン、家族、関係者、そして柴田への謝罪の言葉を口にするたびに、加藤は頭を下げた。
多くの人の心を後押しする応援ソングや純愛を歌い続けてきた男が、まさかの不倫。しかも相手のAさんは柴田の元妻で、妊娠させていた。多くの人を裏切る行動に「軽率だった。反省している」とおわびを繰り返した。
Aさんとは1年半前に知り合った。まもなく不倫関係になり、昨年9月に妊娠を告げられた。既婚者で柴田の妻と分かったのは、昨年5月にAさんと柴田が離婚した後だった。加藤とAさんの話し合いの場に柴田が同席し、驚きの事実を知った。
もともと加藤は柴田と「何度か飲ませていただいたことがあった」という間柄。離婚原因が自身とAさんの不倫だったこともあり、何度も謝罪した。内容には触れなかったが、柴田の感情が荒ぶることはなく「すごく冷静にいろんなお話をされていた」と最終的な“和解”を明かした。
不倫は解消したようだが、子供のこともありAさんとの関係は続く。今月中に誕生する子供は認知し、現在は養育費などについて話を進めているという。
ファンモン時代のマネジャーで、支え続けてくれた自身の妻には、昨年11月に不倫と相手の妊娠の事実を告げた。「(彼女が)本当の意味で納得という意味にはなっていないと思います。こんな自分のことを最後は受け入れてくれて。今、すごく支えてくれているんです、一生かけて償っていこうと思っています」と離婚せずにやり直す決意を語った。
この日の会見は自ら希望した。自身の不貞に対し、下を向くことなく答え続けた。「支えてくれたファンの皆さん、関係者のために矢面に立つ。それが僕の責任の一つの取り方かなと思いました」。そう話すと、初めて目に涙を浮かべた。
11日には初主演映画「サブイボマスク」が公開され、主題歌「ブラザー」が8日に発売となる。この日のプロ野球始球式など、公に出る場も多いが、すべて予定通り行う。ファンに自分の口から謝罪し、失った信頼を取り戻していく。