永六輔の復帰「望む」…TBSラジオ社長 半世紀にわたる出演に幕も
タレント、放送作家の永六輔(83)がパーソナリティーを務めていた冠ラジオ番組「六輔七転八倒九十分」(TBS)が6月27日に終了したことを受け、TBSラジオの入江清彦社長は6日、本人の体調回復と家族の了解を条件に「復帰の可能性もありますし、我々もそれを望んでいます」と語った。
半世紀にわたり、番組を変えながらTBSラジオに出演してきた永だったが、パーキンソン病を患い、今年2月には背中の手術を受け、「六輔七転八倒九十分」を休養。回復のめどがたたなかったことから5月に冠番組の終了を発表した。
6月27日に番組は終了し、7月4日からの後番組に、はぶ三太郎による「いち・にの三太郎~赤坂月曜宵の口」が放送されている。
入江社長は「マイクに向かうまでは回復されなかったことと、ご家族と相談の上、レギュラー番組は終了となりました」と経緯を説明。今後について「体調が回復されて、ご家族の望みもあれば復帰の可能性もありますし、我々もそれを望んでいます」と永の復帰を期待した。