今井絵理子 息子と共に万歳三唱「子どもたちの支援を」
「第24回参院選」
自民党比例代表から出馬したSPEEDの今井絵理子(32)は、グループ名を地でいくように開票開始9分でNHKの当確が出た。出馬のきっかけとなった、感音性難聴を抱える息子の礼夢=らいむ=君(11)と一緒に都内の事務所で万歳三唱。瞳を潤ませ「今、私の中に流れている音楽があります」と、SPEEDの1stアルバム曲「Starting Over」を挙げた。
♪終わりは始まり…の歌詞を口にし「選挙は終わりましたが、スタートラインに立たせてもらった。ファンのみなさん、心配しないでください。政治の世界でも今井絵理子らしく道を歩いて行きます」と決意表明した。
梅雨空の下でも傘を差さず、ずぶぬれで駆け抜けた18日間。選挙戦にメンバーが駆けつけることはなかったが、当確後、上原多香子(33)からLINEが届き「おめでとう。選挙に行ったよ。陰ながら応援してるね」と祝福されたという。
事務所近くのホテルで長男、沖縄から上京してきた両親と運命の瞬間を待った。公約は、社会福祉の充実。改めて「福祉、そして子供たちの支援をしていきたい」と待機児童などの問題に取り組んでいくことを宣言した。
礼夢君は右腕にギプスをした痛々しい姿。学校でドッジボールをしていて骨折してしまったという。「それくらい元気だということで」と母親の顔で笑った今井。礼夢君が告示日に書いた当選を願う絵馬を掲げて「母として真剣に取り組んでいく姿を見せていくからね」と約束した。