マツコ 永六輔さんから託された“遺言”明かす「本当にショック」
テレビの黎明期から活躍し、ラジオパーソナリティとして、また「上を向いて歩こう」をはじめ多数のヒット曲を作詞するなど、多方面で活躍したタレントの永六輔さんが7日、老衰のため亡くなっていたことが11日、分かった。83歳。浅草出身。タレントのマツコ・デラックスは11日、月曜レギュラーを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」に出演。永さんから半年前に間接的にメッセージを受け取っていたことを明かし、「本当にショック」と話した。
マツコは半年ほど前に女優・中村メイコと仕事で共演。その際、永さんが「僕はもうマツコさんと会うことはないだろうから、もしマツコさんに会うことがあったら、これを伝えてほしい」と中村に託していたメッセージを受け取ったという。「個人的なことだから、テレビでは絶対に(内容は)言わないけど」と永さんのメッセージの内容については明かさないとした。
その上で「聡明な方だから、自分で(死期は)分かってただろうし…。そのタイミングで私にメッセージを下さった。こういうことを私に託してくれたんだ、と」と死期を悟った永さんからの“遺言”ともいえる伝言を受け取った重みを感じながら、「きょう、本当にショック」と沈痛な表情で語った。