東京都知事選（３１日投開票）は１８日、告示後初の連休の最終日を迎え、有力候補が精力的に動いた。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏（７６）＝民進、共産、社民、生活推薦＝が“４０秒演説”で聴衆をあ然とさせれば、元防衛相の小池百合子氏（６４）のもとには“エコの同志”であるアルピニストの野口健氏（４２）が駆けつけた。都知事選には他に元総務相の増田寛也氏（６４）＝自民、公明、日本のこころ推薦＝ら計２１人が立候補している。

　ＳＮＳで「１０年以上の付き合い」という小池氏への支持を表明していた野口氏が１８日、恵比寿や目黒で、小池氏のシンボルカラーである緑の服を身に着けて応援演説を行った。

　野口氏は「何回か選挙のお手伝いをした事がありましたが今回が最も生き生きしていますね。気迫、エネルギーに圧倒」とツイート。小池氏もツイッターで「エネルギーをたくさんいただきました」と感謝した。小池氏は２００５年から環境相を務め、富士山清掃活動などで野口氏と行動を共にしている。