鳥越俊太郎氏 文春女性問題報道は「事実無根」
31日投開票の東京都知事選挙に立候補している、ジャーナリスト鳥越俊太郎氏(76)が21日、都内で行った演説後に取材対応し、この日発売の週刊文春で過去の女性問題を報じられたことについて「全く事実無根」と訴えた。「法的代理人の弁護士の方が東京地検に告訴状を提出致しましたので一任しております。それ以上のことを申し上げるつもりはございません」と具体的な弁明を控えた。
午前中には都内で、民進党都連の選挙対策会議に出席。選挙期間中に記事が掲載されたことに「何か政治的な力が働いているのではと思う」と発言していた。
真意を問われると「僕の勘です。51年間この仕事をしてきて、直感を働かせてきました」と説明。都民に対しては「きちっと法廷措置を取ったと言うことで、不安は解消していただきたい」とアピールした。
週刊文春編集部は「記事には十分自信を持っている」とコメントした。