鳥越俊太郎氏ノリノリ 各党の“ボス”に囲まれ
都知事選に立候補している、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が22日、都内で街頭演説を行った。有楽町駅前での演説には、民進党・枝野幸男幹事長(52)、生活の党・小沢一郎代表(74)、社民党・又市征治幹事長(72)、共産党・志位和夫委員長(61)らが応援に集った。
自身を統一候補として支援する各党の“ボス”たちに囲まれた鳥越氏。冒頭では「こういうメンバーがそろうのはめったにない。私もこういうメンバーの中で話をさせていただくのを光栄に思います」と笑みを浮かべた。
続いて小沢氏を隣に立たせると、10年に小沢氏の資金管理団体「陸山会」に絡んで秘書が東京地検に逮捕された件に言及。「ほとんどのマスコミは小沢さんを黒い政治家と書きました。その中で1人、小沢さんを擁護した、正義というのはどこにあるのかを見極めたのは、私しかいないんです!」と誇らしげに胸を張った。
続いて「小沢さんを黒い政治家と書いた新聞、言ったテレビ、出てこい!謝罪も訂正もしていない!」と続けると、勢いはやまず最後までノリノリ。約17分間、ノンストップでしゃべり続けると、最後は応援弁士全員と手をつなぎ、残る選挙戦の健闘を誓った。