篠原信一、現役時代なら「よし」? ロシアのドーピング問題
柔道家でタレントの篠原信一(43)が25日、都内で自身がオフィシャルサポーターを務める「GeGeGe水木しげるの大妖界」(26日開幕)のプレス内覧会に登場、ロシアのドーピング問題に言及した。
シドニー五輪柔道銀メダリストの篠原はロシアのドーピング問題とリオ五輪出場を「全競技なのか、全選手になるのかな」と注目していたという。ドーピングについては「本当にやっているのか分からないところもある。じっくりと調べてもらいたい」と元アスリートらしくコメント。「やってないのに出れないのはかわいそう。そこは配慮してもらって。やっぱり五輪なんだから」と持論を展開した。
ロシア選手が不出場となれば、日本柔道のメダル獲得のチャンスは増すが、「そんな小さな考え持っていたら、金メダルなんてとれない。日本の柔道、いや全競技にそんな人はいません」と強調。その一方で「現役時代だったら“よし”と思ったかもしれない。ロシアに強い選手がいたからね。今の選手には絶対いないと思うけど」と舌を出し、笑いを誘った。
白の柔道着姿の篠原は「コスプレじゃないからね。これが正装」と強調した。妖怪最強といわれる「ぬらりひょん」を得意の大外刈りで投げ飛ばすなど、銀メダリストの実力を披露した。篠原は「柔道に関する仕事は全然こない。五輪に少しでも関わることができれば。ゲスト的な感じでもね」と力を込めた。