山川豊、ボルダリングに初挑戦 「山川の日」を自ら制定し
演歌界きってのスポーツマンである歌手・山川豊(57)が25日、都内で「ボルダリング」に初挑戦した。
今年から8月11日が「山の日」として新しい国民の祝日として制定された。7月7日は「川の日」で、山川は、そのちょうど真ん中の日にあたる7月25日を「山川の日」と自分で“制定”。そんな日に、プロ並みの実力を持つボクシング、社交ダンスに続き、新たなスポーツにチャレンジしようと「スポーツチャレンジシリーズ第1弾」と銘打ち、ボルダリングに挑戦するに至った。
ボルダリングとは、フリークライミングの一種で、最低限の道具(シューズとチョーク)で岩や石を登るスポーツ。2020年の東京五輪で「スポーツクライミング」の一種目として正式競技の候補にもなっている。
この日、初めてボルダリングに挑んだ山川は、8級から2段までの10段階の中からまずは8級に挑戦。軽々とクリアし、次の7級、6級も見事クリア。残念ながら5級には失敗したものの、ジムの指導員からは「初心者でここまですぐにクリアできる人はあまりいません」と高い評価。
悔しそうな顔を見せた山川だったが「簡単そうに登っていますが、実際にやってみると結構きついですね。人生と一緒で、大中小、いろんな山がありますが、それを乗り越えていかないといけない。これは歌にも通じるものがあります」と、貴重な経験になった様子。3月に発売したデビュー35周年記念の両A面シングル「再愛/蜃気楼の町から」も好調だが「(山に例えると)やっと3合目ぐらいまできたかなという感じ。年末の大きな目標に向かっていかなければいけない」と、さらなるヒットで大みそかの紅白歌合戦出場を誓った。
また今後も「スポーツ好きな私としては、年に1回や2回は、いろんな競技にチャレンジしたいと思います」と語っていた。
7月20日には、35周年記念曲「再愛/蜃気楼の町から」を含むヒット曲全32曲収録の2枚組ベストアルバム「山川豊 35周年記念ベストアルバム」を発売する。