東京・歌舞伎町に「ゴジラロード」 ゴジラ誕生から62年で初
東宝が12年ぶりに製作した人気シリーズの新作映画「シン・ゴジラ」(29日公開)のワールドプレミアが25日、東京・新宿歌舞伎町で行われ、主演の長谷川博己(39)や庵野秀明総監督(56)が登場した。
会場となったTOHOシネマズ新宿から靖国通りに伸びるセントラルロードが「ゴジラロード」に改名されることも発表。長谷川らは、歴代最大となる新作ゴジラの身長と同じ118・5メートルの同ロードに敷かれたレッドカーペットでファン3000人と交流した。ゴジラの名前が地名に付くのは、1954年の誕生以来、初となる。
約30分、サインなどに応じた長谷川は「自分がトム・クルーズになったような気分です。ポケットに入る小さなモンスターを追いかけるのもいいですが、今年の夏は史上最大のゴジラも追いかけて」とあいさつ。大旋風を巻き起こしているスマートフォン向けアプリ「ポケモンGO」を“ライバル視”した。
公開まで4日。この日が最初で最後の試写会となる。庵野総監督は「東宝にしては珍しくいろんなことを秘密にしましたけど、先入観なしに見ていただきたい。正攻法で作っています」と意図を説明。石原さとみ(29)は「感想が楽しみ」と語った。