妻夫木聡 自身の「ダメ親父」ぶりに苦笑 娘役の髪型変化に気づかず
女優・マイコ(31)と交際中の俳優・妻夫木聡(35)が26日、都内で、父親役に初挑戦したNHK総合の主演ドラマ「キッドナップ・ツアー」(8月2日、後7・30)の試写会に出席し、パパ願望を打ち明けた。
自身が父親になることへの思いを問われた妻夫木は笑顔で答えた。「子供って愛し合って生まれる奇跡」といい、「いつかは自分の子供を持ちたいなと思う。奇跡が巡ってきたら、うれしいなと思っています」と思いを明かした。
作品は父娘の旅をユーモラスに描いた感動のドラマ。妻夫木は子役の豊嶋花ちゃん(9)演じる娘・ハルを“誘拐”して旅する父親・タカシを演じた。
約2か月ぶりに再会した花ちゃんは肩まであった髪を切りショートカットになっていたが妻夫木は、「髪を切ったことに気づかず“ダメ親父”だなと思いました」と苦笑い。現場でも子供と交流する機会があり、「子供は体力勝負と思いました」と子育ての大変さも身にしみて感じた。
一方、花ちゃんは大人顔負けのコメントで笑わせた。オファーを受けた1月頃には父親役を知らなかったといい、「お笑い芸人さんや個性派俳優を予想していた。妻夫木さんでびっくりした。ステキすぎる」と配役に驚き。仕事もお金もないタカシを演じた妻夫木との撮影を通じ、「お会いしてステキだったけど、(撮影では)ださいタカシになったのですごいなと感動しました。来年もタカシが誘拐にきたらいいなと思いました」と妻夫木の芝居に胸を打たれながら、“続編”に期待を寄せていた。