さんま 国税局に乗り込み税金の使途注文 91年湾岸戦争時に
お笑いタレントの明石家さんま(61)が25日深夜に放送されたMBSの「痛快!明石家電視台」(後11・58)に出演し、税金の使い道について疑問を感じ、国税局に乗り込んだことを告白した。
お笑いコンビ・ロザンの菅が、さんまが多額の税金を納めていることから何か優遇してほしいと思うかどうかを尋ねた。さんまは「イラク戦争の時、日本が1兆円かな。アメリカに寄付しよった。オレらの税金で」と振り返った。テロップで、「1991年湾岸戦争の時に90億ドル、約1兆2000億円の資金援助をした」と表示された。
さんまはその時に国税局を訪れ、「人殺しのアシストをしたくない。人殺しのアシストをするためにオレはしゃべってるんと違うから、アメリカの武器になるための税金は納めたくない」などと苦情を言いに行ったという。
担当した人物は「僕に言われても」と戸惑い、コーヒーを出してくれた。さんまがどこ行けばいいのかを問うと、担当者は「国の上のほうに」などと答えたという。
さんまはまた、「オレは一生懸命働いて、常に寄付させていただいているということやろ。あんまり稼いでない人とかを税金で助けているわけやろ。毎日のように、オレは寄付させていただいているという感覚」と独自の納税観を披歴した。