菊間千乃元アナ 事故で即代役にショック…弁護士転身
元フジテレビアナウンサーで弁護士に転身した菊間千乃さん(44)が30日、大阪市内で「WOMAN EXPO」のトークショーに登場した。
アナウンサー時代の思い出や司法試験に挑戦した経緯を語り「入社当時は女子アナ35歳定年説などもあり、10年後もアナウンサーでいるのは無理だと思った。司法試験に合格して自分に付加価値を付け、40代からは報道記者としてバリバリやっていくと決めていた」と人生設計していたことを明かした。
また、1998年に情報番組「めざましテレビ」のロケでマンション5階から転落する事故に遭い「ICUで10日間の治療を終え、テレビを見ると、自分の出ていた番組にもう他のアナウンサーが出ていた。自分にしかできない仕事だと思っていたが、(アナウンサーも会社にとっては)1つの駒なんだと思った」とショックを受けたことを振り返った。
「仕事のために人生をすり減らすのがばからしくなった。今は1日1日、悔いなく生きなくちゃと思っている」と人生観を変える出来事だったようだ。
来場者には「10年後になりたい自分を具体的に考えて」などとメッセージを送った。