さんま タモリと映画祭司会クビになった理由
タレント・明石家さんまが30日、自身がパーソナリティを務めるMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。タモリとのコンビで続けるはずだった東京国際映画祭の司会を、揃って第1回で降ろされていたことを明かした。
さんまとタモリは1985年、第1回東京国際映画祭の司会を務めるという栄誉に授かった。日本初の世界的映画祭は、映画祭が続く限り、日本のエンタメ界を代表する2人が司会を務めるはずだった。しかし…。
「ずっとオレとタモリさんで(司会は)いく予定だったんです。『ずっとよろしくお願いします』って言われてたんやけど、たった1回で終わってしまった」と苦笑いで明かした。
オープニング作品は、黒澤明監督の名作「乱」。リハーサルで「『社長漫遊記』です!」と間違えて森繁久彌さん主演のコメディ映画を紹介する、というボケでタモリに受けたため、本番でも同じボケをやったところ、会場はシーン。「クスリともせず、(関係者に)アノヤロー!ってえらい怒られた」と振り返っていた。
世界的大舞台で、いつものお笑いは通用しなかったようだ。