読売テレビ（日本テレビ系）の情報番組「情報ライブミヤネ屋」（月～金、後１・５５）の放送が３０日で丸１０年となった。節目を迎えたメインＭＣの宮根誠司（５３）が２９日の放送後、大阪市内の同局で取材に応じ、番組への思いを語った。

　宮根は「もう１０年もやっているのか、というのが率直な気持ち。全く意識しておりませんでしたね。自分が一番びっくりしてます」と心境を告白した。生放送だけにハプニングは日常茶飯事。スタッフの日々の努力が印象的といい、「よく番組が毎日成立しているなと思いますよね」と賛辞を送った。

　一方で長寿となり、緊急事態への対応能力が上がったことに危機感も感じている。「これからの１０年はできあがった番組を壊します。予定調和を壊していきたい。スタッフも私も右往左往する。もっとむちゃくちゃになるさまに、視聴者の皆さまは『何が起こるんだろう』とドキドキしていただきたいですね」と進化！？を約束した。

　また、全国ネットの顔となった宮根は、本格的な東京進出について「いちタレントじゃなくて、事務所が決めるんだろうなと思います」と明言を避けた。