宝塚・花乃まりあが退団会見 決断は「密度の濃い人生の今かな」、結婚は否定
来年2月に宝塚歌劇団を退団することを発表した、花組トップ娘役の花乃まりあが2日、兵庫県宝塚市の同歌劇団で会見した。
花乃は、昨夏に台湾公演を終えた時期から退団を考えるようになったことを明かし「世界に向けタカラヅカの魅力をお届けできて幸せでしたし、(今年4~6月公演で)『ME AND MY GIRL』など、たくさんのすばらしい作品に恵まれ、密度の濃い人生を送らせていただいている、このタイミングかなと考えました」と語った。
2015年1月にトップ娘役に就任し、トップスター明日海りおの相手役を務めてきた。トップ娘役就任前に不安だった時期に、明日海から「その苦しみは自分もよく分かる。いい舞台を作りたいので、厳しいことも言うけど、ついて来て」と励まされ、涙を流したことも明かした。
退団後については「まだ全く考えられず、まずタカラヅカ人生をまっとうしたいです。また(退団後に)やってみたいと感じることがあれば、今のお仕事と違うことでも挑戦してみたい」と語った。結婚予定に関しては「いつか、素敵なご縁があればと考えています」と笑顔で返した。
花乃は来年2月5日の東京宝塚劇場公演「雪華抄/金色の砂漠」の千秋楽をもって退団する。