石田出馬断念前日「地獄」と息子・壱成に心境吐露
俳優・石田純一の長男で俳優・いしだ壱成が7日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演。都知事選出馬断念会見を行う前日の10日、電話で連絡を取った際、「進んでも(出馬しても)地獄、戻っても地獄」と悲壮感を漂わせながら切羽詰まった心境を明かしていたことを明かした。
石田は8日に出馬への意欲を示し、11日に断念会見を開いた。
壱成は10日に父・石田から電話がかかってきたことを明かし、「その段階でかなり疲れてまして。いつも明るく前向きなんですけど、そのときは珍しく後ろ向きな言葉しか出てこない。『大丈夫?』と言うと、『いや~、進んでも地獄、戻っても地獄』って(言ってました)」と絶対絶命の状態にあったことを振り返った。
今回の突然の都知事選出馬に関しては、プロゴルファーの妻、東尾理子も寝耳に水の状態で、出馬に反対の心境をテレビを通じて訴えた。また、レギュラー出演する情報番組のテレビ局に対しても、8日に羽田空港で記者の取材に答える直前に連絡するなど、ドタバタとなり、騒動が広がった。
壱成は「もともと(父は)自分がこうだと思ったことを周りに何もいわずにやってしまう(人)。ただ、身内としては『え~っ?!』(という感じ)」と苦笑していた。