内村航平の祖母も感無量「航ちゃん、おめでとう」
リオデジャネイロ五輪で体操男子団体が3大会ぶりの金メダルに輝いた9日、列島が歓喜に沸いた。芸能界からも祝福の声が相次いだ。
内村航平選手の故郷・長崎県諫早市の体育館のパブリックビューイング(PV)には、実家が営むスポーツクラブの生徒や親族、市民ら約100人が集まった。
祈るようなしぐさで見守っていた祖母の小川彰子さん(82)は最高の結果がもたらされると「航ちゃん、おめでとう」。自らも体操選手だった妹の春日さん(25)は「また、さらにすごいところに行ったな」と舌を巻いていた。
代表5人のうち内村選手ら4人が所属するコナミスポーツクラブの本店(東京都品川区)には、赤いポロシャツ姿の約80人が集まり、スティックバルーンを手に応援。序盤で所属する山室選手があん馬から落下すると「あー」と深いため息。その後、難易度の高い技が決まるたび「よし」の掛け声が上がり、「金」確定に、盛大な拍手が上がった。
体操歴3年という平尾一真君(7)も「僕も五輪に出て金メダルを取りたい」と笑顔で話した。
白井健三選手(19)が在学する日本体育大の横浜市青葉区のキャンパスでも、学生や教員約40人が「おー」と歓声を上げた。