北島三郎 リオ五輪日本勢活躍に「やればできるんだよ」
歌手・北島三郎(79)が11日、東京・高尾山薬王院で行われた、自身が歌うご当地ソング「高尾山」の歌碑の建立除幕式に出席した。
デビュー55周年を迎える北島だが、歌碑は「なみだ船」、「港春秋」、「箱根の女」に続き4基目。今回は自身が33年間暮らす八王子市の観光名所に建立されたとあって喜びもひとしお。「すごくありがたいこと。こんな立派な歌碑を第2のふるさとである八王子の高尾山に作っていただいて。歌以外で残るものができて感謝している」と感激しきりだった。
歌碑に彫られた歌詞は自身が毛筆で書いたもの。また、北島の手形も置かれ、それに触れると楽曲「高尾山」が流れる仕掛け。早速、自ら手を触れて歌を流し「音も出て感動した。毎日、高尾山に来ようかな」と満足そうだった。
スポーツ好きの北島は、毎日五輪中継を見ているそうで「夜が明けるまで見てしまう」と寝不足気味。だが、この日も体操の内村航平選手(27)が個人で金メダルを獲得するなど、日本勢の活躍に「やればできるんだよ」と大喜び。「リオで戦っている日本人が活躍して、日本ってどんな国だ?と外国の人に興味持ってもらって。それで日本に来て。そのついでに高尾山に来てくれればいいね」と、最後は八王子市観光大使らしくPRしていた。
また、この日は甲子園に初出場した地元八王子高校が日南学園と対戦。式典の前から戦いぶりを気にしていたが、残念ながら敗退。「頑張ったと思う。これを機に、1回、2回、3回と出場を重ね経験を積んで、優勝をしてほしいな」と、さらなる飛躍を期待した。