SMAP解散騒動の経緯… I氏独立騒動に中居らが追随
今年でデビュー25周年を迎える国民的グループ・SMAPが、12月31日をもって解散することが13日、分かった。デイリースポーツの取材に対し、所属するジャニーズ事務所が認めた。今年5月以降、複数回の協議を重ね、休養も打診されたが、今月10日に過半数のメンバーが「休むより解散したい」と申し出て、翌11日に事務所が受け入れた。5人は9月の契約を更新しており、ジャニーズ事務所に残留。2017年以降はソロ活動を続けていく。
解散騒動の発端は、担当マネジャーだったI氏が2015年8月頃に退社、独立を決めたことから動きだした。
同年1月、週刊文春がメリー喜多川副社長のインタビューを掲載。実娘の藤島ジュリー景子副社長とI氏の“派閥争い”が話題になったことに激怒したメリー氏が、I氏を呼び出し叱責(しっせき)。I氏が退社を決意するきっかけとなったとの見方もある。
中居、稲垣、草なぎ、香取がI氏に追随する意志を示したが、木村が同年12月に事務所残留を決意。分裂状態に陥った。独立が難航した4人は残留に傾くが、反旗を翻したとしてメリー氏が激怒。その後、メリー氏が態度を軟化させたことなどから解散を回避した。
5人は16年1月18日のフジテレビ系「SMAP×SMAP」で生謝罪。中居が「どれだけ皆さんに支えていただいているのかということを、あらためて強く感じました」と語りかけ、草なぎが「ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、今僕らはここに立ててます」と説明した。
今後についても「何があっても前を向いて、ただ前を向いて進みたい」(木村)「これからの自分たちの姿を見ていただき、そして応援していただけるように、精いっぱい頑張っていきます」(稲垣)「また今日からいっぱい笑顔を作っていきたい」(香取)と前向きな言葉を述べた。