水谷効果で卓球の地味イメージ覆す 坂上忍「CGみたい」ヒロミ「格闘技」

足を高く上げスマッシュする水谷隼=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
肩を組み喜ぶ(左から)丹羽孝希、吉村真晴、水谷隼、倉嶋監督=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
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 リオ五輪卓球男子日本代表の活躍に、芸能界からも絶賛の声が起こっている。地味なイメージがつきまとう”インドア男子”を覆す、スピード感あふれるプレーが話題を呼んだ形だ。

 フジテレビ系情報バラエティー「バイキング」(月~金曜前11・55)MC・坂上忍は16日の放送で、水谷隼選手が足を上げて行うスマッシュを「エア・隼」と命名。その動きを「CGみたい」と絶賛した。

 ゲスト出演したヒロミも「オレらの時代、卓球部と言うと、ちょっと、ああ卓球なんだ…ってイメージだったけど、完全にアスリートで格闘技みたい」と、躍動的なプレーをたたえた。

 屋内で行う卓球は長年、地味なイメージが定着していた。1980年代、バラエティー番組でタモリが、学生時代卓球部だった男性タレントに「あれって根暗だよね」と発言。翌年、中学などの卓球部の入部者数が減少するという社会現象も起こったという。

 また、吉本新喜劇のスターだった岡八朗は、悪役に絡まれるシーンで「俺はこう見えても、学生時代…ピンポン(卓球)やっとったんや」と卓球のフォームを見せ、悪役がずっこけるというギャグで笑いを取っていた。

 しかし、90年代に福原愛が「泣き虫卓球少女 愛ちゃん」としてブームになった頃からメジャーなイメージに変貌。石川佳純、伊藤美誠ら女子スター選手も注目され、リオ五輪での日本選手の活躍が一層、人気を加速させている。

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