前川清 九州ローカルの番組全国放送へ 10・2「前川清の笑顔まんてんタビ好キ」
歌手・前川清(68)が、JR6社と故郷・長崎県による全国に向けた観光キャンペーン「長崎デスティネーションキャンペーン」のイメージキャラクターに就任することが20日、分かった。9月より全国のJR主要駅などで掲示される「長崎は今日も○○だった」とのキャッチコピーを使った5種類のポスターに登場。観光、食、歴史などをPRする。また、九州地区を中心に放送中のレギュラー番組「前川清の笑顔まんてんタビ好キ」が、10月2日に初めて全国放送されることも発表された。
クール・ファイブ時代の代表曲「長崎は今日も雨だった」のタイトルをもじった「長崎は今日も○○だった」のキャッチコピーとともに、前川清が故郷・長崎の観光の顔になる。大役となる「長崎デスティネーションキャンペーン」は、今年10月から12月にかけてJR6社と長崎県および関係団体が共同で行う全国規模の観光キャンペーン。9月1日から北海道から九州まで全国主要駅で、前川が登場する5種類のポスターが、5連貼で掲示される。
芸能界でもさだまさし、福山雅治ら多くのスターを輩出している長崎県。その中でも「温かみがあり親しみやすい。何より幅広い年代に人気がある」として今回、前川が起用された。「長崎は今日も…」のキャッチとともに自身が登場するポスター見た前川も「面白いね!キャッチコピーもいいし長崎のいいPRになると思う」と大喜びだ。
この日は、九州地区で日曜昼の放送ながら、視聴率平均10%超と驚異の数字を誇る九州朝日放送「前川清の笑顔まんてんタビ好キ」のファン感謝祭を長崎市内で開催。2000人の募集に約2万6000通もの応募が殺到。良い席を求め徹夜組も出現するなど、地元での人気ぶりをうかがわせた。
そんな中、サプライズでギターの弾き語りを披露し、代表曲に加え新曲「倖せの約束」などを熱唱。10月2日には、同番組が初めてテレビ朝日系で全国放送されることもファンに報告し「この番組で皆さんと交流して、観光キャンペーンにもつながった」と感謝。ステージ上では1日遅れで68歳の誕生日を祝福され「これからどんどん若くなるよ」と、さらなる活躍を誓った。