猫ひろし効果!?リオ五輪男子マラソンは高視聴率

 日本勢が史上最多41個のメダルを獲得したリオデジャネイロ五輪が22日閉幕し、全競技のテレビ中継番組の視聴率が出そろった。カンボジア代表としてタレント・猫ひろし(39)も出場した、人気の男子マラソン(21日、NHK総合)が全中継番組トップの平均23・7%を獲得。メダルラッシュに沸いた五輪らしく、レスリングや競泳、体操、卓球など全期間を通じて連日朝から高視聴率番組が続出した。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)

 地球の裏側で日本勢の大活躍が止まらなかった17日間。中継番組の視聴率も、歴史に残る大会を裏付ける高数字の連続だった。

 トップは毎大会人気の男子マラソンが平均23・7%(瞬間最高26・3%)を獲得。日本勢のメダル獲得はならなかったが、NHK総合のテレビ欄には「猫ひろしも注目だニャ」と記載され、レース中はネット上で猫の途中経過が話題に。139位でのゴールとなったが、数字上昇に貢献したとみられる。

 競技別では女子マラソン(14日、TBS)が平均22・6%(最高31・1%)で続いた。年内限りの解散を発表したSMAPの中居正広が番組司会を務めたことでも注目されたが、男女マラソンとも、瞬間最高は日本選手が先頭集団で争ったレース中盤で記録しており、日本人のマラソン好きを示す数字とも言えそうだ。

 今大会は7日に萩野公介選手(22)が金メダル1号となった競泳男子400メートル個人メドレー(NHK総合)が平均22・0%(最高25・5%)をマークして以降、連日、未明から午前中にかけ高視聴率の連続となった。

 伊調馨選手(32)が五輪初の女子4連覇を達成したレスリング・女子58キロ級決勝(18日、NHK総合)は平均20・7%(最高22・5%)。日本が種目初の銀を獲得した陸上・男子400メートルリレー決勝(20日、NHK総合)も平均18・2%(最高27・0%)を獲得し、お茶の間の熱気も冷めることなく全期間を完走。4年後の東京大会へ弾みをつけた。

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