尾崎裕哉、父・豊からの「一番のギフトは声」
ミュージシャンの尾崎裕哉(27)が23日、フジテレビ系「とくダネ!」で小倉智昭キャスターのインタビューを受け、父で1992年に亡くなった歌手・尾崎豊への思いを語った。現在は自身も父と同じ道を歩む裕哉は、詞を書いては、父のものと比べる“比べすぎ病”だった過去があったことを明かした。
裕哉は幼い頃から歌手になりたかったというが、最も苦しんだのが詞に対するコンプレックスだったという。「(コンプレックスは)結構ひどくて、父親があまりにもすごいって僕も信じ込んでいて」「毎回作詞の言葉を書いてみてすぐ比べちゃう。そういう『比べすぎ病』みたいなのがあったのかもしれない」と打ち明けた。
そんな状態の中で、ある転機が訪れたという。それが、自分の声の良さに気づいたときだったという。「一番の父親からの『ギフト』だと思うんですけど、自分の声が(父・豊に)似ているのか、いい声だなと思えたこと」とコメント。
それまでは、「父親の曲を歌うときは、いかに完ぺきになぞるかっていうことを割と考えて歌うこと多かった」というが、自分の声の良さに気づいてからは「最近は意識することもなく自然に歌おうと。最近は徐々に自分らしさがでてきたのかな」とも話した。
今年に入り、父が亡くなった年齢を超えた。「声も似ているし、姿も似ているかもしれないけど、でもぼくは尾崎豊にはなれない」とも話し、「目指すものは外にあるものではなく、中の中にわき出てくるものという結論に至った」と、“尾崎裕哉”として歌っていく意欲をにじませていた。