宙組トップ娘役・実咲凜音、来年4月の退団発表
宝塚歌劇団宙組トップ娘役・実咲凜音(みさき・りおん)が2017年4月30日の東京宝塚劇場公演「王妃の館/VIVA!FESTA!」で退団することを23日、同歌劇団が発表した。
実咲は2009年、入団。花組配属後は、歌が得意な可憐な娘役として早くから注目。12年に凰稀かなめの相手役として、「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」で宙組トップ娘役に就任した。15年に凰稀が「白夜の誓い/PHOENIX宝塚!!」で退団、後任の朝夏まなとと組んだ。
「王家に捧ぐ愛」や「エリザベート」はタイトロールのエリザベート后妃を演じるなど数々の大役を務めてきた。特にエリザベートは念願の役で「神様からのプレゼント」というほど入れ込みで、熱演していた。宝塚大劇場は22日までで上演が終わり、東京宝塚劇場は9月9日~10月16日に上演される。退団公演となる「王妃の館」は兵庫・宝塚劇場で17年2月3日~3月6日、東京宝塚劇場で3月31日から4月30日の上演となる。
実咲は24日、同歌劇団で会見する。