女優の十勝花子さんが死去 末期の大腸がん 7月末に余命6カ月宣告
女優、タレントの十勝花子さんが21日に大腸がんで亡くなった。70歳。長女の服部令子さんが24日、十勝さんのフェイスブックで、「母 十勝花子が、8月21日16時6分に急逝いたしました」と報告した。
フェイスブックの内容によると、7月末にステージ4の末期の大腸がんが発覚。手術ができないほど転移していた状況で、治療しなければ余命6カ月と宣告されたという。
抗がん剤による治療を開始したが、体調が急変。服部さんは「わずか3週間で逝ってしまいました。無念としか言いようがありません」と心境をつづった。
通夜は行わず、24日に都内で、葬儀・告別式を家族のみの密葬で営んだという。
十勝さんは1966年に歌手デビュー。テレビ番組や歌謡ショーの司会などで得意の東北なまりを早口でまくしたてる“話芸”で人気者に。岡崎友紀主演の「なんたって18歳!」で意地悪な先輩役を演じた。
1999年のラジオ番組での発言に端を発した、浅香光代と野村沙知代のいわゆる“サッチー・ミッチー騒動”では、浅香を擁護する発言をするなどしていた。
2000年12月には、東京都世田谷区の環八通りで交通事故に遭い、脳内出血で全治1カ月の重傷を負うも、芸能界に復帰した。