猫ひろし、原点の赤坂に“凱旋” 東京五輪は「猫なら2回死んでる年なので…」

 リオ五輪陸上男子マラソンで139位で完走したカンボジア代表の猫ひろし(39)が29日、TBS系「白熱ライブ ビビット」に生出演。マラソンを走るきっかけが同局の「オールスター感謝祭」での赤坂5丁目マラソンだったこともあり、“原点”の場所に帰ってきた猫は、4年後の東京については「猫なら2回死んでる年なので」と、即答は避けた。

 久々のTBS出演は、赤坂5丁目マラソン同様、スタジオ前から走って登場。カンボジアの公式ユニホームを着て疾走し、出演者から大きな拍手で迎えられると満面の笑顔で「にゃー」とゴールテープを切った。

 リオ五輪ではヨルダン選手との激しい“最下位”争いが繰り広げられたが「最後尾だと思っていたので、(ヨルダン選手が)背中をたたいてくれてびっくりしたが、それで息を吹き返した」と、レースを振り返った。

 真矢ミキからは「猫さんも目指されていますか?」と4年後の東京五輪について質問されると、「ぼく、今39歳で、東京は43歳。猫なら2回ぐらい死んでる年だから。ちょっとまだ分からないんですけど」と苦笑い。カンボジア国内でも若いランナーが育ってきているといい、「ぼく他の選手からコーチって呼ばれてる」とも話した。

 レースでは、スタート前に猫が1列目にいたことから、カンニング竹山が「1列目にいたのはわかっていたから、スタートだけでも猫まっしぐらで、先頭切ると思ったら、お前全然出てこないからガッカリだよ」と訴えられ、「すみません。にゃーもやったけど、かきけされ、飛び出したんですけどやっぱりオリンピックなので皆さん早くて」と、残念がっていた。

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