山川豊 35周年離島キャンペーン 「こんな交流の積み重ねが大事」
歌手・山川豊(57)がこのほど、デビュー35周年を記念した離島キャンペーンを瀬戸内海に浮かぶ香川・豊島(てしま)で開催。高齢者ら約120人を前に新曲「再愛」や代表曲「アメリカ橋」などを熱唱した。
節目の年を迎え「大きな会場の公演もいいけど、あえて誰も行かないような離島の公民館で演歌・歌謡曲を支えてくれる高齢者の方と触れ合いたい」と企画。同じ「豊」の名が付く豊島が選ばれた。
高松港から船で約40分。人口874人の過半数が65歳以上という同所で、演歌歌手のステージは初とあって島民は大喜び。「テレビで見るよりイケメン!」などとかけ声がかかった。歌とトークで楽しませた山川は「演歌ファンと、こんな交流の積み重ねが大事。初心に帰った。年に何回か続けたい」と離島行脚の継続を誓った。