猫ひろし 「猫ひろしま」として意気込み 広島県イベントで
リオ五輪陸上男子マラソンのカンボジア代表で完走を果たした猫ひろし(39)が1日、都内で行われた「広島CAT STREET VIEW 竹原編」記者発表会に登場。五輪後、初となる日本国内イベントに「これからは“猫ひろしま”として、頑張る」と意気込んだ。
猫は「広島県路地裏観光副課長」に任命され「カンボジアから来日した甲斐がありました」とやる気満々。「CAT STREET VIEW」とは、世界初の猫視点のストリートビューサービスで、昨年9月には「尾道編」を公開し、話題を呼んだ。今回はその第2弾として、観光人気が高まっている竹原市を対象にする。
“猫目線”ということから白羽の矢が立った猫ひろしは、「猫ひろしならぬ、猫ひろしまとして、頑張る」とニャーポーズ。広島には縁もゆかりもないと言うが、「オリンピックのおかげでこういう仕事も頂いた。一生懸命走ってよかった」と笑顔。
囲み取材では、4年後の東京への意欲についても質問が飛んだが「チャンスがあれば。ただカンボジアも若い人が育っているので、ウカウカしていると抜かれるから」と、すでに練習を再開していることを明かした。
リオ五輪での一番の思い出を聞かれると、食堂で出会った陸上短距離の世界王者ウサイン・ボルトとの記念撮影を挙げた。「ボルト選手は僕より9歳も下だけど、緊張しちゃって写真はブレブレでした」と苦笑いで振り返っていた。